パンへの一途な“創意工夫”![兵庫]ブーランジェリー コヤマ

投稿日:2019年2月27日(水曜日)

・炊き立てごはんのような、毎日食べたくなる味
・地元で長~く愛される店主のお人柄!

パン激戦区の兵庫県に、3店舗構えるブーランジェリー コヤマさん。

訪れたのは、最寄駅南側に海が広がるお店です。
そばには明石海峡があり、かなりの大迫力。美しい景色に感嘆しながら、急こう配の坂をいくつも越え、高台にあるお店へ急ぎます。

白をベースにしたナチュラルで清潔感のある店内には、多種類のパンがところ狭しと並んでいました。そして、出迎えてくださった店主・小山良伸(こやまよしのぶ)さんのぴかっとした笑顔!
何ともあたたかい気持ちに包まれます。

 

インタビューではハキハキとした話しぶりで、こだわりを次々と披露してくださいました。小山さんのお人柄に惹かれ、お店に通うお客さまが多数おられるのもうなずけます。

また、ずいぶん若い店員さんだと思ったら、職場体験中の中学生が! このお店が土地に根をおろし、地域の人々から本当に信頼され、愛されているのだと実感しました。

「フランスでの修行が始まりでした」
レストランの下積み時代にその才を見込まれ、上司からフランス行きのお声がかかったのが、小山さんのパン人生の始まり。

本場のブーランジェリーで鍛えられる中、出会ったパンに深く心が動かされたといいます。
それは、「フランス人の暮らしに根付いた、主食のようなパン。和食の日本でいえば、炊き立てごはんみたいな」ものだそうです。

朝、昼、晩と、ご飯を食べるときいつも食卓にあるパン、毎日の「食」のシーンのそばにあるパン。そんなパンを日本でつくりたいとの想いを胸に刻み、小山さんは一路、日本へ急ぎます。

 

「パンづくりに妥協はしません」
帰国後、フランスで得た知識や経験をもとに、パンづくりを始めた小山さん。例えば、具材などは、市販のものを使うのではなく、できるだけ自分の手で原材料から加工する。
パン生地は大量に練ったものを流用せず、パンごとの特徴に合わせ、少量ずつ、一から練り上げる。

 

手間と時間がかかり、決して効率的ではないけれど、「これでいいかではなく、これがいい!とぴったりくるまで」何度も、何度も、頭にある理想を追い求めて。納得のいく味になるまで、絶対に妥協はしないそうです。
「どうも、まだしっくりこなくて、10年間試作を繰り返しているパンもあるんです」とこっそり教えてくれました。

「お客さまに本当に喜んでもらいたい」
お店に並ぶ食パンの種類は、常時50種類以上。
その中には、食事制限のある方からリクエストを受け、食塩不使用でつくった食パンもあるそうです。
またハード系、菓子パン、調理パンと、ずらりと並んだラインナップは、個性にあふれてバラエティー豊か。

 

これまで店頭に出したパンの数をお聞きすると、数百種にもなるというお返事。「だって、種類があったほうが、選ぶとき楽しいでしょう?」
とさらりと答えてくれる小山さん。
パンを通して、お客さまに、楽しい時間を過ごしていただきたいという気持ちが伝わってきました。

 

「ふだんづかいの通いたくなるお店です」
ベビーカーで来られる親子の方、いつも同じパンをお求めになるお年寄りの方。
「顔なじみの方もたくさんいて。最近どう?なんて、立ち話もするんです」と小山さん。
ブーランジェリーコヤマには、お客さんとのゆるやかな会話や、子どもの笑い声などが響き、開店から多くの人が入れかわり立ち代わり訪れます。

「ここまでお店を大きくしていただいたのは、すべて、人の縁によるものだと思います」と小山さん。オープンして10年以上。地域の人と長く付き合いを続け、愛されてきたブーランジェリー コヤマ。
パンに真摯に向き合いながら、これから先も、小山さんは、ひとりひとりのお客さまのためにパンを焼き続けたいと教えてくれました。

ブーランジェリ コヤマ

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