おしゃれで粋な京都の新星
[京都]ぱんだより ノドカ

投稿日:2019年2月27日(水曜日)

・目利きした上質素材と確かな技術の融合!
・京都路地奥の、おしゃれで粋な雰囲気

大政奉還の舞台になり、世界遺産に登録された京都二条城。

屈指の観光スポットの北側にある細い路地を進むと、築不詳の長屋がたち並ぶ中に、ぱんだよりノドカさんが姿をあらわします。
人が行きかう表通りのにぎやかさから一転、あたりにはしんとした静けさが漂い、何だかドキドキ……。

お店では、看板娘ならぬ、看板パンダの「ノドカちゃん」が、食パンからひょっこり顔をのぞかせて迎えてくれました。
このイラストは奥さまが描かれたそうで、ファニーな表情が愛らしいと人気。
トートバックや手ぬぐいなどのグッズも好評販売中だそうです。

店主の葛野健(かどのたけし)さんは、取材がお好きではなく、写真も基本お断り。
ですが、今回は特別にゆっくりとお話を聞くことができました。
隠れ家のような場所で過ごさせていただく時間が、とても貴重なものに感じられました。

「パン(・・)が好きで、パンダ(・・・)が好き」
学生時代からお知り合いだったご夫婦が営まれている、ぱんだよりノドカ。
ご主人はパンが好きで、奥さまは動物のパンダが好き。
2人の好きなものを合わせて、「パンとパンダで、ぱんだ(・・・)よりにしようかな、と」この店名が生まれたそうです。

ピンと耳を立てて、にっこりスマイルするパンダの名前は、ノドカちゃん。
ご夫婦のお名前、葛野(かどの)の逆読みだそうです。
そうして名付けられた、ぱんだよりノドカがお店を構えるのは、京都の風情あふれる路地奥。
知らないと通り過ぎてしまうような、知る人ぞ知る、隠れ家的なところです。ゆる~くかわいい店名との粋なギャップに、いきなり心がくすぐられます。

「元は、化学専攻の学生でした」
学生時代、葛野さんの専攻は化学系。卒業してから大胆な路線変更を行い、パンづくりの道を選んだそうです。
けれど、パンに欠かせない酵母も、その温度や湿度などの最適条件は? 粉との相性は? 発酵時間は?
などと考えれば、おいしいパンづくりには、化学で培った、アカデミックなアプローチがとても大切なのだと納得。

ぱんだよりノドカでは、基本的に天然酵母を使用。
また、こね上げた生地をねかせて、より香り高い味わいを生む低温長期間発酵法なども、どんどん積極的に取り入れていると教えてくれました。

「無添加でからだによいものを吟味して」
できるだけ無添加でからだによいものを使いたい、これも、ぱんだよりノドカが大切にしていること。
例えば、トッピングに乗せるソーセージは、京丹波町に自社牧場を持つお肉屋さんにお願いして、無添加・無塩せきでつくってもらっているそうです。

また、ジャムにするりんごは、青森県の農園まで直接出向き、どう育てられたかを確認して、納得のいくものだけを仕入れ。
生産者さんと顔を合わせて、しっかりとつながって。
毎日食べてほしいから、健やかに育てられた、安心の食材にこだわっているといいます。

「お客さまには男性も多いんです」
街歩きの女性だけではなく、昼休みに自転車を飛ばして買いに来るサラリーマンや、パンを卸しているカフェから、「おいしいから、お店の名前を教えてもらって」とわざわざ探してこられる男性のお客さまも多いとのこと。

「あまり目立たない場所なんですが、訪ねてくださる方がいるのがうれしいです」と葛野さん。
ご主人のつくり出す味に魅了され、ノドカちゃんのかわいさに魅了されて。

ぱんだよりノドカには、大人の男性の男心もとりこにする、確かなおいしさがひそんでいるのです。

ぱんだより ノドカ

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